うぉぉりーのおかんがえ

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【感想記事】金色ラブリッチェ感想 Golden Timeを読んで(ネタバレあり)

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。いかがお過ごしでしょうか。

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今回は今更感がありますが、金色ラブリッチェのグランドである、Golden Time(理亜√)の感想を書いていきたいと思います。作品全体に関しての感想は先日上げた作品紹介に書いたことがそういう感じですので、よろしけばそちらの方も読んでいただけると嬉しいです。

今回書こうと思った理由ですが、読み終えたのがつい先日であり、記憶に新しいというのと、自分の中にある思ったことを文字という媒体で吐き出したいと思ったからです。

この記事ではグランドの感想と、この作品のテーマの一つであるゴールデンタイムについて自分が思ったことを書き綴っていきます。

 

1.グランド感想

グランド本篇に行く前の伏線で、理亜やシルヴィのセリフから、理亜になにかあるんだろうと思ってプレイしていってましたが、案の定、難病というとんでもないものを抱えてましたね....

ヒロインが難病というジャンルのものを読むのは初めてだったので、どういうシナリオになるのかというワクワク半分、病気に対する不安半分で読み進めていたのを覚えています。

先に完結にまとめてしまうと、このGolden Timeは

他√では自分の人生を諦め、シルヴィと央路がくっつき幸せになることだけを望んで生きていた理亜が、初恋でずっと好きだった央路の告白を受け入れ、結ばれることで自分の人生を生きるというお話です。

難病を患っているということもあり、読んでいて胸が痛くなったり、理亜に感情移入して辛くなったりしたところは多々ありましたね、特に最初の央路の告白を受けるシーン(理亜が湖に落ちてしまうとこ)では、嬉しい気持ちがありながら、まだ病気のことを知らない央路を悲しませてしまうんじゃないかなど、理亜の葛藤が見て取れて印象に残りましたが、また読んでいて辛かったです。

そういうのもあって、2回目の告白のシーンではぐっときましたね(ここで泣きました)

央路がなによりかっこいいですし、その央路の告白をみて、理亜が今まで諦めていた理亜の自分自身の幸せのために生きるという選択ができていたのがよかったです。

ここからは楽しい日常が続き、楽しく読んでいたのですが、それがいつまでも続くというわけでもなく事態は急変....

クリスマスパーティ後のことですね、上記の楽しい日常のなかでも理亜は自分の体に鞭をうって歌の練習をし、それを支えた央路自身も不安な気持ちを抑えながらも「理亜の理想のかっこいい彼氏」で居続けるために頑張っていたのですが、クリスマスパーティ後、シルヴィとの長年の約束を果たし、糸が切れてしまったかのように容態が悪くなり、また入院してしまいます。

このあとのシーンがまた僕のなかで印象に残ってますね。良すぎる耳が故に病院の機材の音を嫌がる理亜を抱え、二人で学校の音楽堂へ逃げるのですが、このシーンの央路もかっこよすぎました。

長年の約束があったから生き続けてられたなら、今度は俺がかっこいい理亜の彼氏になるまで生きると約束しろっていった感じだったでしょうか(うろ覚えですいません、あとでスクショ貼るかもです。)そしてあと10年でもその次の10年も生きろって感じの台詞も良かったです。そして朝日を二人で見るのですが、金色の時間は一回は闇に沈むけど、また昇るって感じのセリフが理亜を励まし、希望を与えたような感じがして好きでした。ここでも泣きましたね。

そして、理亜は容態が回復しED後にダイジェスト形式?みたいな感じで次の一年の日々の特殊な演出が入るのですが、この演出がまたずるいですね、完全にBGMとか色々で完全に泣かせにきてます。

そして最後に理亜と夕日を見るのですが、ここの理亜のセリフが記憶に残っています。これに関してはまた後述しようと思います。

そして理亜の葬式があったとの文が簡素にでるのですが、死の描写を簡素にし、人の死で感動させないとっがいいですね。これは作中で理亜の「生きているオレだけを見ていてくれ」「死んだらそいつにはそれで終わり、なのにその死で安易に感動をとるな」という重いを表してていて、良いなと思いました。

その葬式帰りに、央路が俺はほんとに理亜のかっこいい彼氏でいられたのかと言うのに対して、玲奈とエルさんが央路はよくやったと言うシーンが入ります。

ここは泣きましたね、エルさんたちが言ったとおり、ほんとに央路は頑張っていましたし、かっこいい彼氏でいれたと思います。またこのエルさんたちの暖かい感じがまた涙を誘いますね。

その後、一緒に夕日をみた屋上にいき、そこにいたシルヴィと会い、理亜がシルヴィに託した思いと、でも理亜のことが好きな央路とは結婚はできないわねなどの会話を交わし、素敵な時間ををくれたOrohoraの箱に金のラブリッチェマークを入れ、湖に放り投げ、「俺たちはこのゴールデンタイムを忘れない」といったところで物語は終わります。

とても良くまとまった良い終わり方だと思いました。難病を患いながらも全力で生き、最後までかっこつけ続けた理亜は本当にかっこよかったですし、その人生も輝いて得たと思います。

また、最後になげた箱が湖が過去につながってるという伝説通り、過去に行き、それを過去の央路たちが手にとり、そこからゴールデンタイムがはじまるといった解釈を友達からきいたのですが、ぼくはそうだと思います。そうじゃないと最後の過去の央路たちの演出の説明がつかない感じもしますしね。

 

Golden Time 幸せとは

さて、ここで後述するといったことについて記述していきたいと思います。

先程の屋上のシーンで理亜は「思い返せば、今だっていつだってゴールデンタイムなんだ」といったようなことを言います。この作品で言うゴールデンタイムは幸せや、幸せな時間を意味すると思うのですが、作中で央路がよくわからないと言ってる通り、この幸せだとかその手の感覚というのは、死の淵にたった人間しかわからないものなのかなと思ったりしました。作品は違いますが、青ブタの牧之原翔子も達観したような考えを持っているからです。以前まで幸福なんて幸せと感じたなら幸せなんじゃん(これはこれで考え方としてありかもしれない)と考えていた自分ですが、金色ラブリッチェをやって改めて考え直さないとなと思いましたね。青ブタもそうですが、こういった考えさせられる作品が僕は大好きです。

 

最後に

以上が金色ラブリッチェの感想です。閃乱カグラにはまったりで、上げるのが遅くなったことをここで謝罪させていただきます。また、少しプレイしてから時間が立っているというのと、自分の中で印象に残っていて、書きたいと思ったことを吐き出して書いているような文ですので、駄文ですし、また間違っていることもあるかもしれません(コメント等で指摘していただけると幸いです)

今回の記事ではグランドの感想のみとさせていただきましたが、キャラゲーとしても面白く、グランドではシナリオがすごく良いというエロゲとしてすごい作品だとも思いました。

そういえば、あと少しで金色ラブリッチェGTの発売日ですね、ぼくは予約していて楽しみにしているのですが、理亜あたりの話がどうなるのか少し不安はありますね。あとは絢華√が使えそうで楽しみです。

以上で今回の記事を終わりにしたいと思います。読んでいただきありがとうございました。