うぉぉりーのおかんがえ

思ったことや趣味、感想記事などを自由気ままに書きます。

なぜ彼氏がいる疑惑程度でVtuberは炎上するのか。

うぉぉりーです。

 今回は常々思ってることについて適当に書いていきたいと思います。内容はタイトル通りです。色々な視点での意見を知りたいとも思いますので。コメントもしていただけると嬉しいです。

  いきなり自分語りで恐縮ですが、Vtuberの記事を書くに至ったぐらいなのでVtuberはそれなりに好きで見てます。ホロライブの宝鐘マリンが好きです。

 さて、キズナアイあたりを筆頭にはじまり、そこそこ時間がたったといえど比較的新しいVtuberというコンテンツですが、たびたび彼氏疑惑程度のことで炎上しているのを見かけます。なぜこれぐらいの問題で炎上してしまうのかをVtuberというコンテンツ、そして自分の思うコンテンツとのあるべき接し方の2つの点で書いていきたいと思います。

 そして、当記事の本当に伝えたいことというのはVtuberのゴタゴタした問題の話ではなく、後者の我々のコンテンツに接する際の姿勢はどのようなものであるべきかという、自分なりの考えの方です。

 

Vtuberというコンテンツ

 この記事を読んで頂いている方には改めて説明する必要もないと思いますが、Vtuberはある種、夢をみせる存在でありアイドル的な存在だと言えます。かわいい、またはかっこいい声とイラストでゲーム実況やトーク、歌などで我々を楽しませてくれる魅力的なコンテンツです。二次元キャラクターとしての存在ということもあり、いわゆる萌え声生主といったものよりも触れやすさもあると思います。

 

コンテンツとのあるべき接し方

 ここからが本題です。こうした彼氏疑惑でVtuberが炎上してしまうのは、それに関して批判を行ったりしている人たちのコンテンツへの接し方に問題があるのではないかと自分は思います。「Vtuberとしての姿」と「中の人個人」を混同し、中の人が彼氏いるから~とVtuberを批判するのは不当です。中の人はVtuberである前に一人の人間であるということを忘れてはいけません。例えば小説家がいくらクズだったとしても、そのひとの作品にはなんの罪もありません。その人が作りだすコンテンツと、その作者自身はそれぞれ独立して存在しているのです。Vtuberにも同じことが言え、「Vtuberとしての姿」と「中の人」はそれぞれ独立していて、別物なのです。

 しかし、Vtuberとしての配信に個人的な関係の人間の声が入ってしまっただとか、仕事としての配信をドタキャンし、彼氏や彼女を優先したとかであればそれを批判するのは正当なものであると思います。配信に個人的な関係の人間の声が入るというのは、独立しているはずのVtuberとしての姿と、中の人個人が混同していおり、Vtuberの夢をみせる役割が果たせておらず、例えるなら、テーマパークのきぐるみが顔をだして歩いてるようなものなので、このような行為は不適切なものであり批判されて当然です。後者の個人的な関係の人間を優先して配信をドタキャンというのも、中の人が一個人としてそういった関係の人間と配信するのは何も問題はなく、その一個人の自由を縛る権利は誰にもないと思います。ただ、ドタキャンという行為自体は約束を破っていますし、信頼を失う行動であり、不適切なものであるので、そこは批判されてしかるべきだと思います。

 ただ、注意しなくてはならないのは批判して良いのは、そのVtuberが行ってしまった不適切な行為そのものだけであり、そこから飛躍して彼氏だのなんだのと批判したり叩いたりすることは、先述した通り、コンテンツと一個人の混同といったことになるので不当なものです。また、中の人としてのアカウントがバレてしまい、そこから色々な事情が発覚し叩かれ、批判されるケースではよく「Vtuberという立場にもある人間である以上、自衛意識が低いのが問題である。よってこの炎上は自業自得だ。」のような意見がよく見られ、一見もっともらしいようなことを言っているように見えますが、そもそも中の人の一個人としての事情を持ち出してVtuberを批判するのが筋違いであり、結局のところ、これも「Vtuberとしての姿」と「中の人個人」の混同にすぎないのです。

 

 おわりに

 ここまでと長々と書いてきましたが、一番言いたいことは、最初にも述べたとおりコンテンツとの接する際の姿勢です。ただ、多種多様の意見があるべきだと思いますし、自分の意見が正しいとは言いません。しかし、Vtuberだけでなくどのコンテンツであっても、「コンテンツ」と「個人」は独立しており、別々であるということ、またそれらを混同してはいけないということは、最も基本的な考え方であり、そしてコンテンツに接する上で一番重要なものであると思います。これを理解するとより純粋な態度でそのコンテンツに接することができますし、楽しさも増すと思います。

 

今回の記事はこれで終わりです。読んでいただきありがとうございました。