うぉぉりーのおかんがえ

思ったことや趣味、感想記事などを自由気ままに書きます。

なぜ彼氏がいる疑惑程度でVtuberは炎上するのか。

うぉぉりーです。

 今回は常々思ってることについて適当に書いていきたいと思います。内容はタイトル通りです。色々な視点での意見を知りたいとも思いますので。コメントもしていただけると嬉しいです。

  いきなり自分語りで恐縮ですが、Vtuberの記事を書くに至ったぐらいなのでVtuberはそれなりに好きで見てます。ホロライブの宝鐘マリンが好きです。

 さて、キズナアイあたりを筆頭にはじまり、そこそこ時間がたったといえど比較的新しいVtuberというコンテンツですが、たびたび彼氏疑惑程度のことで炎上しているのを見かけます。なぜこれぐらいの問題で炎上してしまうのかをVtuberというコンテンツ、そして自分の思うコンテンツとのあるべき接し方の2つの点で書いていきたいと思います。

 そして、当記事の本当に伝えたいことというのはVtuberのゴタゴタした問題の話ではなく、後者の我々のコンテンツに接する際の姿勢はどのようなものであるべきかという、自分なりの考えの方です。

 

Vtuberというコンテンツ

 この記事を読んで頂いている方には改めて説明する必要もないと思いますが、Vtuberはある種、夢をみせる存在でありアイドル的な存在だと言えます。かわいい、またはかっこいい声とイラストでゲーム実況やトーク、歌などで我々を楽しませてくれる魅力的なコンテンツです。二次元キャラクターとしての存在ということもあり、いわゆる萌え声生主といったものよりも触れやすさもあると思います。

 

コンテンツとのあるべき接し方

 ここからが本題です。こうした彼氏疑惑でVtuberが炎上してしまうのは、それに関して批判を行ったりしている人たちのコンテンツへの接し方に問題があるのではないかと自分は思います。「Vtuberとしての姿」と「中の人個人」を混同し、中の人が彼氏いるから~とVtuberを批判するのは不当です。中の人はVtuberである前に一人の人間であるということを忘れてはいけません。例えば小説家がいくらクズだったとしても、そのひとの作品にはなんの罪もありません。その人が作りだすコンテンツと、その作者自身はそれぞれ独立して存在しているのです。Vtuberにも同じことが言え、「Vtuberとしての姿」と「中の人」はそれぞれ独立していて、別物なのです。

 しかし、Vtuberとしての配信に個人的な関係の人間の声が入ってしまっただとか、仕事としての配信をドタキャンし、彼氏や彼女を優先したとかであればそれを批判するのは正当なものであると思います。配信に個人的な関係の人間の声が入るというのは、独立しているはずのVtuberとしての姿と、中の人個人が混同していおり、Vtuberの夢をみせる役割が果たせておらず、例えるなら、テーマパークのきぐるみが顔をだして歩いてるようなものなので、このような行為は不適切なものであり批判されて当然です。後者の個人的な関係の人間を優先して配信をドタキャンというのも、中の人が一個人としてそういった関係の人間と配信するのは何も問題はなく、その一個人の自由を縛る権利は誰にもないと思います。ただ、ドタキャンという行為自体は約束を破っていますし、信頼を失う行動であり、不適切なものであるので、そこは批判されてしかるべきだと思います。

 ただ、注意しなくてはならないのは批判して良いのは、そのVtuberが行ってしまった不適切な行為そのものだけであり、そこから飛躍して彼氏だのなんだのと批判したり叩いたりすることは、先述した通り、コンテンツと一個人の混同といったことになるので不当なものです。また、中の人としてのアカウントがバレてしまい、そこから色々な事情が発覚し叩かれ、批判されるケースではよく「Vtuberという立場にもある人間である以上、自衛意識が低いのが問題である。よってこの炎上は自業自得だ。」のような意見がよく見られ、一見もっともらしいようなことを言っているように見えますが、そもそも中の人の一個人としての事情を持ち出してVtuberを批判するのが筋違いであり、結局のところ、これも「Vtuberとしての姿」と「中の人個人」の混同にすぎないのです。

 

 おわりに

 ここまでと長々と書いてきましたが、一番言いたいことは、最初にも述べたとおりコンテンツとの接する際の姿勢です。ただ、多種多様の意見があるべきだと思いますし、自分の意見が正しいとは言いません。しかし、Vtuberだけでなくどのコンテンツであっても、「コンテンツ」と「個人」は独立しており、別々であるということ、またそれらを混同してはいけないということは、最も基本的な考え方であり、そしてコンテンツに接する上で一番重要なものであると思います。これを理解するとより純粋な態度でそのコンテンツに接することができますし、楽しさも増すと思います。

 

今回の記事はこれで終わりです。読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソシャゲをやめてエロゲをやろう。~エロゲを始めてみようとしてる方への布教記事~

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

 

 今回はタイトル通り、エロゲの布教記事を書いていきたいと思います。前々から書きたいとは思っていた記事で、まだエロゲ歴も短く、まだやってない有名タイトルなども多くありますが、色々な作品に触れていくたびに、エロゲという媒体が魅せる物語に惹かれていきました。そのなかで、自分の中での考えや想いといったものができたので、それを書き、エロゲの魅力を伝えていきたいです。また、この記事を書きたいと思った理由はもう一つあり、それはエロゲ業界で有名ブランドが潰れたりしてる事実を見るに、なかなかエロゲには厳しい時代がきていると思われるからです。その理由の一つに、現在は様々なオタク向けコンテンツに溢れ、オタクの娯楽としての存在が、ソシャゲやvtuberなどお金も余りかからず、気軽に楽しめるものの存在にとってかわられているからです。エロゲは1本の値段も一万円近くしますし、なかなかやったことないものにこの値段を払ってはじめてみようとするのは難しく、やや敷居が高いものになってしまっていると感じています。ですが、この記事で書くように、エロゲは物語を描く上で他には無い力を有しており、非常に魅力的なコンテンツです。この記事を読んで一人でも多く、新たにエロゲを始めてくれる方がいたら非常に嬉しく思います。最後には最初の1作品めにおすすめな作品を紹介しようと思います。

 

1.エロゲってなんだ?

 まず、エロゲってなんだ?ってなる方は非常に多いと思います。名前のせいで、「エッチなゲームなんでしょw」ってだけの印象を抱かれがちなのはしょうがないと思います。確かにエッチで、そのエッチ要素はめちゃくちゃ大事なのですが、それだけじゃないんです!エロゲで用いられている、ビジュアルノベルでしかできない物語の描かれ方があり、それが非常に魅力的でエロゲの強みであるのです。この、ビジュアルノベルの強みなどは後述します。ここでは、最初にエロゲにはエッチな要素や、キャラとの恋愛をメインにするものと、シナリオを重視する、大まかにわけて、このような種類があります。

 

エッチ要素とキャラとの恋愛を楽しむゲーム

 内容は上記の通りなのですが、こちらは割と想像がしやすいと思います。さらに細く分類すると、エッチ要素がメインになるものが抜きゲーと言われたり、キャラとの恋愛をメインに楽しむものをキャラゲーなどと呼ばれたりします。これらはテキスト量も多くはなく、癒やしや エッチなものを求めて気楽に楽しむことができます。その反面、シナリオに主眼をおいてるわけではないので、イチャイチャに飽きちゃったりするとつまんなく感じちゃったりするのが弱点です。

 

シナリオがメインのゲーム

 よくシナリオゲーと呼ばれるものです。シナリオゲーと呼ばれる作品はその名の通り、そのシナリオをメインにしているゲームです。そのテキスト量が膨大な作品が多く、ビジュアルノベルの強みを存分に活かした、非常に面白く、胸を打つ作品が魅力的です。また、それぞれの作品に芯となるテーマや、物語を通して伝えたいメッセージがあり、それがエロゲという媒体で可能となる演出により、より印象的に、力強さを持って描かれ、そのメッセージを受け取るというプレイ経験は、他では味わえないものです。これらの作品は、イチャイチャして癒やしを求めることや、エッチな要素メインでプレイするには不向きであり、またその膨大テキスト量で描かれる物語を読破するのに、どうしても時間がかかってしまうという弱点はあります。

 

 どちらもそれぞれの良さがありますが、自分の好みで言えばシナリオゲーが好きですね。ビジュアルノベルの強みを存分に活かし、描かれた物語は非常に魅力的であり、僕はそれに強く惹かれています。

 

エロゲの強みである「ビジュアルノベル

 ここから、後述するといっていたエロゲの強みであるビジュアルノベルについて書いていきたいと思います。以前にも同じような内容の記事を書いたのですが、あれから少し時間も経っているので、また改めてここに書きたいと思います。

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  文字だけで説明するのも分かりにくいので例として、「さくら、もゆ。-as the night`s reincarnation-」のあるワンシーンの画像を上げて書いていきたいと思います。画像を見れば理解していただけると思うのですが、基本的にはこのように、キャラの立ち絵、背景の絵、文字と、画像ではわからないのですが、ボイスとBGMで構成され、物語が進行していきます。

 

ビジュアルノベル」の強み

 上記で説明したような要素で構成されているビジュアルノベルですが、ぼくはその強みを物語をより印象的に描くことができることだと思っています。それはその構成要素により言葉をより強く我々に伝える力を持っていると言うことです。人は情報を得るのに主に視覚を用いていて、それは全体の八割から九割を占めるとも言われています。何が言いたいかというと、言葉によって描かかれる物語を視覚的なものは文字を中心として、キャラの立ち絵や背景などのもの、それを更に声優によって演じられるセリフやそのシーンに合ったBGMといった聴覚的なもので彩ることができ、そうして描かれる物語はより印象的なものとなると思っています。絵や音楽などのものは、アニメなどの表現媒体でもありますし、文字によって物語が描かれるといった点では小説だって同じです。ですが、先に述べたとおり人間は視覚による情報を得る割合が非常に多いです。言葉を文字として、視覚的に得ることは言葉を、そして物語をより自然により確かなものとして受け取ることが可能になると思います。

 まとめるとキャラの絵や背景、BGMや声優の演技などによって彩られた言葉を、文字として視覚的に得られる「ビジュアルノベル」は言葉を、そして物語を他にはない確かな力を持って我々に届けるものであるということです。

 この他にもエロゲのヒロインごとに、異なったシナリオがあるヒロイン攻略制であったり、ゲームならではの視覚的なエフェクトを用いていたり、この媒体にしかできない物語の魅せかたがあるので、それもまた魅力の一つです。

 

初めての1本におすすめな作品

 ここまでで、エロゲとはどういったもので、どういった力を持つものであるかを、ぼく自身の考えを述べていきました。エロゲ歴がそう長いわけではないですが、僭越ながらここで初めてのエロゲにおすすめな作品を紹介したいと思います。

 

金色ラブリッチェ

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 2017年の冬にSAGAPLANETSからリリースされた作品です。なぜ、この作品が最初の1本におすすめであるかというと、キャラゲーとしても楽しむことができ、またシナリオも非常に面白いからです。エロゲの恋愛要素がどんな感じかを知ることもできますし、シナリオも面白いとエロゲのいいとこ全部盛りであると感じたのと、テキスト量も程よい長さなため、プレイしやすいと思います。PS4Playstation VItaにもエッチシーンがない全年齢版がでるため、PCがないかたでもできます。

 

ノラと皇女と野良猫ハート

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 自分がエロゲにハマるきっかけの作品がこの、HARUKAZEからでている、「ノラと皇女と野良猫ハート」です。この作品はエロゲをプレイする楽しさに気づかせてくれたので思い入れはありますね。シナリオも面白いのですが、この作品の魅力は個性的なテキストだと思います。思わず笑っちゃうような会話などが、絶えず流れてくるので単調さがなく飽きることなく読み続けることができると思います。ちなみにこれも全年齢の移植版がPS4やswitchなどででています。

 そういえば、このメーカーの全年齢版のブランドである、TOKYOTOONから「マルコと銀河竜」という作品が先月にでましたね。買ってはいたのですが、忙しくてできていなかったので、これからやりたいなと思ってます。

おわりに

 今回の記事では自分の好きなエロゲについて、自分の思うその良さを書いていきました。物語を描く媒体としては、漫画や小説、アニメなど様々なものがありますが、このビジュアルノベルもそれらと同様に、非常に魅力的なものです。エロゲでしかできない物語に触れる体験もありますし、今回の記事を読んでエロゲをプレイしてくれる人がいたら嬉しく思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【感想記事&ネタバレなし】さくら、もゆ。-as the Night`s Reincarnation-はまさにあなたの人生のための物語であり、自分の思う物語の理想像だった。

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

 

  だいぶ久しぶりの記事になっちゃいましたね。この間にあの超名作なサクラノ詩などをやっていました、めちゃくちゃ面白かったです。

 

 さて、今回は友人からおすすめされていてずっとやりたかった「さくら、もゆ。-as the Night`s Reincarnation-」の感想記事になります。とはいってもストーリーに関してのネタバレは無しです。この記事は、より多くの人にこの物語に触れてほしいという思いを込めて、自分がこの作品から、何を感じ取ったのか、それのどこがどう良いのかをかけたらなと思います。

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1.人生にとって大切な物が詰まっている物語

 まず、1つ目は、人が生きていく上できっと役にたつ、そんな言葉や物語が綴られている作品でした。人が人を大切に思う気持ちだとか、ありふれていて、何気ない、使い古されたような言葉や物語に込められた想いに、人は気づくことなく日々を過ごしてしまいがちだと思います。大人になるたびに、そういった言葉たちに感動したり、支えられることができる感受性だとかがなくなってしまうからです。そういったものたちの重要性や、またそれらの言葉たちに私達は勇気づけられることができるのだと気づかせてくれる、そんな作品でした。また、生きることそのもの、自分はなぜ何のために生きているんだろう?という漠然とした不安に、一つの答えをくれるものでもあります。

 

 

2.自分の物語の理想像

 自分にとっての物語の理想像となる作品でしたし、自分の思う物語への思いと、この作品で綴られる物語というものがどういった存在であるかということが同じように感じてよかったですね。完全に自分語りですが、自分は物語というものの価値は現実では得ることはできない感動を得られ、またその物語からのメッセージを胸に抱き、その人の生を豊かにすることだと思います。物語は人と寄り添い、その生を支えるものとなるという考え方を再確認することができたのが嬉しかったです。また、この作品自体もそういった力をもつ最高の作品でした。

 

 

おわりに

 あなたの人生のための物語。この作品はまさにそういった物語でした。人は人生において大なり小なり、様々なことを経験するものだと思います。まだまだ若い身で、偉そうなことを言えたものではないですが、この作品は人々に寄り添い、勇気を与えてくれる、人生の支えとなってくれるものです。そんなめちゃくちゃ最高な作品なのでぜひプレイをおすすめします。

 

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【自作PC】Ryzen 7 3700XをつかってPCを組み替えた。

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

 今回は5年ぶりくらいにPCの構成を新しくしたので、そのことをブログに書いておきたいと思います。

 なぜ、今回PCを組み替えようかと思ったかというと、TwitterでZen2のCPUの情報を見たり、色々調べてたりしたら欲しくなってしまったからです。i5-4690でもそこまで不満はなかったのですが、今回使用したCPUのRyzen 7 3700Xの性能がかなりよかったのと、8コア16スレッドのCPUを使用してみたいなと思ったので、これを期にと思い購入し。組み替えました。

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(今回使用したパーツ、SSDはついでなので新しく足すことに。)

 使用したもの

マザーボード AsRock B450 STEEL LEGEND

CPU AMD Ryzen 7 3700X

メモリ CORSAIR VENGENCE LPX Series DDR4-2666

8GB×2

SSD シリコンパワーの256GBのやつ A55シリーズ

 

 組み換えということで、とりあえずこんな感じです。本当はグラボも変えたいのですが、流石に予算オーバーなので、それはまたの機会に。

 5年ぶりということもあり、組み換え作業に時間はかかりましたが、なんとか終わりました。
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(付属のWraith Prism Coolerがかなり綺麗。マザーボードも光っていい感じ。)

 組み終えたあとにベンチマークをしたり、ゲームをしたりしたのですが、流石に違いますね。前使っていたのがHaswell-Refreshのi5というのもありますが。タスクマネージャで見るCPUのとこも16個も枠的なものがあって、かなり壮観です。

  こういった感じで、かなり満足のいく組み換えとなったのですが、CPUの熱だけが気がかりです。付属のクーラーだと力不足なのか、アイドル時で60度前後、ゲームなどをしていると90度に達することもあります。僕だけなのか気になるので、コメント等で教えていただけると幸いです。

 今年のうちにグラフィックボードも買い替えたいなあとも思ってます。次はRadeonにしたいですね。

 今回の記事は以上です。読んでいただきありがとうございました。

 

「素晴らしき日々」エロゲで文学や哲学と出会おう。(ネタバレ無し)

 みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

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 つい先日、素晴らしき日々を読み終わったので、ちょっとした記事を書こうと思います。ちなみに追加ルートはサクラノ詩プレイ後に読むつもりなので、まだ読んでいません。

 今回の記事は以前の金恋の記事のような感想記事といったものではなく、自分がこの作品から感じた魅力などを書いていきたいと思います。ネタバレ等は無しなので、未プレイの方も安心できると思います。

 さて、この作品の魅力は語りきれないほどあり、それは自分自身でプレイして頂いて感じてほしいのですが、今回の記事ではそのうちの1つを挙げます。

 この作品は物語としてもとても面白いのですが、その物語を通して色々なものに出会うことができるのが魅力的だと思います。というのも、文学作品や哲学者の言葉からの引用が作中で数多くなされており、それらの一端をこの作品を通して触れる事ができます。

 文学や哲学は、興味はあるけど、なかなか触れようと思っても触れるのには腰が重かったりすることが多いと思います。ですが、素晴らしき日々はそれらに触れるきっかけをプレイした人に与えてくれ、そして、この作品自体にもそれらの引用を踏まえた上で色々な考え等が示されており、それを自分なりに理解したり解釈しようと色々と考える楽しさもあります。僕自身もそうやって色々と考えたりしてると、引用元の哲学者の思想などに興味がでたので、サクラノ詩のプレイ後には少し時間を作って、それらに関係する本などを読んでみようかと思っています。

 

おわりに

 今回は簡単な紹介記事的なものを書かせていただきました。エロゲといった、オタクにとっては比較的に手を出しやすい媒体で、哲学や文学などに出会う場があるというのはありがたいですね。精神的に結構辛い描写があったり、難解な表現があったりと人を選ぶ作品であることもまた事実ですが、それでも物語としての面白さや、今回の記事で述べたような魅力がある作品ですので、哲学や文学に興味がある人、またこれをきっかけにそれらに触れてみようと思う人にはぜひ読んでほしいです。

 

今回の記事は以上になります。読んでいただきありがとうございました。

 

【感想記事】「映画 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を見てきた(ネタバレあり)

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

 つい先日の6月15日土曜日に公開された映画である、「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢をみない」を公開初日に友人と見にいってきました

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 どうしても特典の小説が欲しくて、初日に見に行ったのですが大正解でしたね。小説ももらえましたし、その内容も最高でした。

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 左が特典の小説で、右が映画館でやっていた青ブタの一番くじのC賞です。映画館で売ってる映画に関係した感じの青ブタのグッズが欲しかったのですが、残念ながら売り切れになっていました。そのかわりと言ってはなんですが、一番くじを引いてこのかえでのクロスを当てました。ほんとは麻衣先輩のがほしかったんですけどね....

 

感想 

 さて、本題の感想の方を書いていきたいと思います。最初に一言申し上げておきたいのですが、僕は原作を読んでいて内容を知っていた状態で見に行ったので、その視点での感想となっています。

 さて、先に結論からいいますと、最高の内容でした。1時間40分という時間のなかで、かなり話をうまくまとめていたと思います。TVで放送されていたアニメのほうでは、駆け足感があって不満も少しあったのですが、映画ではそれを感じませんでしたね、時間の制約がある中で充実した内容でした。 

 映画でみて、改めて思ったのが、すごくいい話だなあというのと、すごいなあってことですね。難病を患ったヒロインが生き延びる物語というのはそう多くないと思いますし、下手に生かしてしまうとご都合主義感がでてしまったり、終わり方締まりがなく、微妙な感じがでてしまったりで、書くのはすごく難しいのだろうなと思ったりしています。しかし、青ブタでは、そんなハッピーエンドをご都合主義感もなく、不満点もなく、素晴らしい物語として描いています。思春期症候群といった不可思議な現象が、この物語を成立させていますし、改めてすごいギミックだなあ思いましたね。また、この思春期症候群が量子力学などを例に説明できるの面白い点だと思います。

 この物語の描き方がすごいなあと思ったのですが、それに合わさってすごくいいテーマがこの作品を名作としていると思います。

 それは「優しさ」です。人が人を想う心の暖かさをテーマに綺麗で心に響く物語となっていました。人と人の優しさの繋がりが、あの最高のエンディングをもたらしていると思うと、温かい気持ちになります。また、何気ない日常の大切さにも気づける物語にもなっていたので、この作品からは色々と大切なことが学べましたね。

 さて、原作を読んでいても素晴らしい内容だなと思えた映画ですが、これを見て面白いなって思った方にはぜひ原作の方も読んでいただきたいですね。映画では描かれていない場面もありますし、文字という媒体で、より主人公等の思いや葛藤などがより細かく描かれているので、より作品に入り込めますし、理解度も増すと思います。

 

終わりに

 ずっと公開を楽しみに待っていた映画だったので、やっとみれてとても嬉しかったですし、内容も満足できるもので最高でよかったです。青ブタの今後の展開が楽しみで、次の巻が待ち遠しいです。

 

今回の記事はこれで終わりです。読んでいただきありがとうございました。

 

 

【金恋GT感想】金色ラブリッチェ GOLDEN TIME感想(ネタバレあり)

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

 つい先日金恋GTを終わらせたので感想記事の方を書いていきたいと思います。本当は発売日に受け取ってすぐやって、記事も書こうと思っていたのですが、アマガミにドハマリしたりなどしてだいぶ遅くなってしまいました。

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 さて、今作はサガプラでは珍しいFDですが、以前の記事で少し思うところがあると言ったように、不安ではありました。前作で綺麗に物語がまとまっており、続編を作るべきないようではなかったと思うからです。

 

 さて、そんな本作ですが、結論から述べてしまえば面白かったですし、いい作品だと思います。

共通√でのミナちゃんと絢華を自然な感じでメインヒロインの立ち位置にしていったのは上手いなと思いましたね。

また個別での絢華√もミナちゃん√もキャラゲーとしてかなり楽しくプレイすることができました。

 ぼくは絢華が好きなのですが、期待通りのエッチさで最高でしたね。やはりケツがでかいのはよい。

日常の部分が楽しく読めるのがこの作品の良い部分ですね、パロディネタなどを少し挟んでいたりして、時折笑っちゃいながら読んでいました。

本題

 ここまでは絢華√やミナちゃん√の話をしてきましたが、ここからが本題です。

本作にもグランド的なもので理亜√があるのですが、そちらの方の話をしていきたいと思います。

これこそ、不安な要素であり、どういう物語が描かれるのだろうと期待半分不安半分といった感じで読み進めていました。

それこそ理亜の病気が都合よく治ってハッピーエンドとかだったら、前作の否定にほかなりませんしね。

本作のシナリオは賛否両論といった感じになりそうなものではありますが、ぼくはどちらかというの好きです。

前作ほど「かっこよさ」「金色」といったテーマが提示されていなく、本作では「色とりどり」といった言葉が新たなテーマであると思います。またこれは自分の考え過ぎかもしれませんが、「可能性」という言葉もテーマの一つであるかと思います。本作では「可能性は誰にでもある」という言葉が度々でてきたと思います。状況的にはただ、誰でも恋人になり得る程度の意味とも解釈できますが、それだけでないと僕は思いました。

 さて、そんな本編とは別のシナリオであるところから、この金恋GTの理亜のシナリオは別の可能性の話であるのですが、「色とりどり」というテーマ通り、理亜が金色以外の色を見つけてその色を選んだ生き方となっています。

 シナリオの序盤では前作と同じような金色の時間を生き、綺麗引き際で死にたいといった価値観を持っていた理亜でしたが、央路に「それだけでは不安だ」と言われ不安になり、シルヴィとその事を話しました。そこでシルヴィから金色以外の色も素敵だし、金色以外の時間も素敵だと思うとのようなことを言われます。

 このことをが確実に理亜にとって刺激となっていたんだと思います。そして、グリーンフラッシュで緑色が見えたことがきっかけに、脳腫瘍の状態が変化し、それに伴って理亜の体質にも変化が生まれます。

 央路との子供を授かり、理亜は自分の信じた金色以外の色のため、要は子供をちゃんと産むためだと思いますが、ソルティレージュに渡ります。

理亜の身での出産は危険を伴うものであり、読み進めながらどうなるんだろう?と思っていました。

 既プレイの方はご存知かと思いますが、無事出産をすることができ央路との幸せな家庭を築き、Orohoraの指輪の箱に金色とは別の色である銀のラブリッチェマークを入れて、それを湖に投げ入れることで物語は幕を閉じます。

みなさんはこの金恋GTの理亜のシナリオをどう思いましたか?

 先述の通り、賛否両論分かれそうなものですが、僕は好きです。前作とは異なったテーマで描かれているのが今作の物語だとは思うのですが、ご都合主義的に感じるところはあると思います。主に脳腫瘍の変化や、生存率の低い出産で理亜が生き延びるところですね。

でも、僕はこれでいいと思っています。今作は別の可能性を示したシナリオというのもありますし、テーマ性が前作とは異なっているからです。前作のシナリオで理亜が都合よく生き延びました!とかでしたらめちゃくちゃですが、今作は逆に死んでしまうほうが微妙な終わり方になってしまうのではないか?と思いました。正直、テーマ性が弱いですし、本作で死んで終わりだったら、それこそ前作のシナリオを劣化させたものとなってしまうと思います。

 なら、この本作のシナリオはご都合主義でもいいから、前作とは別路線の物語を描いたほうがいいと思うので、これで良かったと思います。「if世界だから」「テーマが違うから」といったことを言ってしまうと、極論、なんでもありになってしまうのは理解していますし、これらはある種の前作の否定にも繋がります。

その上での僕の感想、意見です。金恋GTの理亜のシナリオも普通に面白いものになっていますし、前作との比較等をせずに一つの物語として見るといいものであるのは間違いないと思います。しかし、比較してしまうとやはり前作の方が物語のテーマ性の強さや綺麗さは上ですし、前作がいかに名作だったかがわかるような気もします。ただ、本作がファンディスクということもありますし、こういった別の可能性の話を見れて楽しかったです。

追記

 先日、アペンドシナリオも終わらせ全ルートをやり終えたのですが、前作にもあったEXTRAの演出の内容が今作のは正直言って蛇足だと思ってしまいました。前作のものはシナリオの内容もあってか、感慨深くというかそういった感じでみることができたのですが、今作のは褒めることができるポイントがないです。既プレイの方はご存知かと思うのですが、あのシルヴィの「ね!涙はいらないでしょ?」ってセリフがどうしても、「こんどはハッピーエンドだっただろ?」みたいなニュアンスに僕は感じてしまいます。別に前作のエンドがバッドエンドなんて思ってないですし、あれは物語としてテーマ性にあったとても綺麗な終わり方だったと思います。しかし、今作の演出のあのセリフだと前作と今作の理亜√を比べてるような感じがしますし、前作を否定してる感じがあるのが否めないです。良いFDだなと思っているのですが、これだけが残念でしたね。

 

終わりに

  以上が感想になります。僕自身、金色ラブリッチェが大好きなので、このファンディスクはいいものだったともいますし、作品ファンならやるべきだとは思います。キャラゲーとしてのクオリティの高さは前作同様ですしね。アマガミや、隻狼にハマったりで久しぶりのエロゲでしたが楽しく読み進めることができました。

 次回の記事はまだ未定ですが、先日、素晴らしき日々のリマスター版を購入したので、次にプレイするエロゲ自体はこれですね。ただ感想記事にできるかはわからないです。

ということで今回の記事は以上です。読んでいただきありがとうございました。