うぉぉりーのおかんがえ

思ったことや趣味、感想記事などを自由気ままに書きます。

ソシャゲをやめてエロゲをやろう。~エロゲを始めてみようとしてる方への布教記事~

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

 

 今回はタイトル通り、エロゲの布教記事を書いていきたいと思います。前々から書きたいとは思っていた記事で、まだエロゲ歴も短く、まだやってない有名タイトルなども多くありますが、色々な作品に触れていくたびに、エロゲという媒体が魅せる物語に惹かれていきました。そのなかで、自分の中での考えや想いといったものができたので、それを書き、エロゲの魅力を伝えていきたいです。また、この記事を書きたいと思った理由はもう一つあり、それはエロゲ業界で有名ブランドが潰れたりしてる事実を見るに、なかなかエロゲには厳しい時代がきていると思われるからです。その理由の一つに、現在は様々なオタク向けコンテンツに溢れ、オタクの娯楽としての存在が、ソシャゲやvtuberなどお金も余りかからず、気軽に楽しめるものの存在にとってかわられているからです。エロゲは1本の値段も一万円近くしますし、なかなかやったことないものにこの値段を払ってはじめてみようとするのは難しく、やや敷居が高いものになってしまっていると感じています。ですが、この記事で書くように、エロゲは物語を描く上で他には無い力を有しており、非常に魅力的なコンテンツです。この記事を読んで一人でも多く、新たにエロゲを始めてくれる方がいたら非常に嬉しく思います。最後には最初の1作品めにおすすめな作品を紹介しようと思います。

 

1.エロゲってなんだ?

 まず、エロゲってなんだ?ってなる方は非常に多いと思います。名前のせいで、「エッチなゲームなんでしょw」ってだけの印象を抱かれがちなのはしょうがないと思います。確かにエッチで、そのエッチ要素はめちゃくちゃ大事なのですが、それだけじゃないんです!エロゲで用いられている、ビジュアルノベルでしかできない物語の描かれ方があり、それが非常に魅力的でエロゲの強みであるのです。この、ビジュアルノベルの強みなどは後述します。ここでは、最初にエロゲにはエッチな要素や、キャラとの恋愛をメインにするものと、シナリオを重視する、大まかにわけて、このような種類があります。

 

エッチ要素とキャラとの恋愛を楽しむゲーム

 内容は上記の通りなのですが、こちらは割と想像がしやすいと思います。さらに細く分類すると、エッチ要素がメインになるものが抜きゲーと言われたり、キャラとの恋愛をメインに楽しむものをキャラゲーなどと呼ばれたりします。これらはテキスト量も多くはなく、癒やしや エッチなものを求めて気楽に楽しむことができます。その反面、シナリオに主眼をおいてるわけではないので、イチャイチャに飽きちゃったりするとつまんなく感じちゃったりするのが弱点です。

 

シナリオがメインのゲーム

 よくシナリオゲーと呼ばれるものです。シナリオゲーと呼ばれる作品はその名の通り、そのシナリオをメインにしているゲームです。そのテキスト量が膨大な作品が多く、ビジュアルノベルの強みを存分に活かした、非常に面白く、胸を打つ作品が魅力的です。また、それぞれの作品に芯となるテーマや、物語を通して伝えたいメッセージがあり、それがエロゲという媒体で可能となる演出により、より印象的に、力強さを持って描かれ、そのメッセージを受け取るというプレイ経験は、他では味わえないものです。これらの作品は、イチャイチャして癒やしを求めることや、エッチな要素メインでプレイするには不向きであり、またその膨大テキスト量で描かれる物語を読破するのに、どうしても時間がかかってしまうという弱点はあります。

 

 どちらもそれぞれの良さがありますが、自分の好みで言えばシナリオゲーが好きですね。ビジュアルノベルの強みを存分に活かし、描かれた物語は非常に魅力的であり、僕はそれに強く惹かれています。

 

エロゲの強みである「ビジュアルノベル

 ここから、後述するといっていたエロゲの強みであるビジュアルノベルについて書いていきたいと思います。以前にも同じような内容の記事を書いたのですが、あれから少し時間も経っているので、また改めてここに書きたいと思います。

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  文字だけで説明するのも分かりにくいので例として、「さくら、もゆ。-as the night`s reincarnation-」のあるワンシーンの画像を上げて書いていきたいと思います。画像を見れば理解していただけると思うのですが、基本的にはこのように、キャラの立ち絵、背景の絵、文字と、画像ではわからないのですが、ボイスとBGMで構成され、物語が進行していきます。

 

ビジュアルノベル」の強み

 上記で説明したような要素で構成されているビジュアルノベルですが、ぼくはその強みを物語をより印象的に描くことができることだと思っています。それはその構成要素により言葉をより強く我々に伝える力を持っていると言うことです。人は情報を得るのに主に視覚を用いていて、それは全体の八割から九割を占めるとも言われています。何が言いたいかというと、言葉によって描かかれる物語を視覚的なものは文字を中心として、キャラの立ち絵や背景などのもの、それを更に声優によって演じられるセリフやそのシーンに合ったBGMといった聴覚的なもので彩ることができ、そうして描かれる物語はより印象的なものとなると思っています。絵や音楽などのものは、アニメなどの表現媒体でもありますし、文字によって物語が描かれるといった点では小説だって同じです。ですが、先に述べたとおり人間は視覚による情報を得る割合が非常に多いです。言葉を文字として、視覚的に得ることは言葉を、そして物語をより自然により確かなものとして受け取ることが可能になると思います。

 まとめるとキャラの絵や背景、BGMや声優の演技などによって彩られた言葉を、文字として視覚的に得られる「ビジュアルノベル」は言葉を、そして物語を他にはない確かな力を持って我々に届けるものであるということです。

 この他にもエロゲのヒロインごとに、異なったシナリオがあるヒロイン攻略制であったり、ゲームならではの視覚的なエフェクトを用いていたり、この媒体にしかできない物語の魅せかたがあるので、それもまた魅力の一つです。

 

初めての1本におすすめな作品

 ここまでで、エロゲとはどういったもので、どういった力を持つものであるかを、ぼく自身の考えを述べていきました。エロゲ歴がそう長いわけではないですが、僭越ながらここで初めてのエロゲにおすすめな作品を紹介したいと思います。

 

金色ラブリッチェ

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 2017年の冬にSAGAPLANETSからリリースされた作品です。なぜ、この作品が最初の1本におすすめであるかというと、キャラゲーとしても楽しむことができ、またシナリオも非常に面白いからです。エロゲの恋愛要素がどんな感じかを知ることもできますし、シナリオも面白いとエロゲのいいとこ全部盛りであると感じたのと、テキスト量も程よい長さなため、プレイしやすいと思います。PS4Playstation VItaにもエッチシーンがない全年齢版がでるため、PCがないかたでもできます。

 

ノラと皇女と野良猫ハート

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 自分がエロゲにハマるきっかけの作品がこの、HARUKAZEからでている、「ノラと皇女と野良猫ハート」です。この作品はエロゲをプレイする楽しさに気づかせてくれたので思い入れはありますね。シナリオも面白いのですが、この作品の魅力は個性的なテキストだと思います。思わず笑っちゃうような会話などが、絶えず流れてくるので単調さがなく飽きることなく読み続けることができると思います。ちなみにこれも全年齢の移植版がPS4やswitchなどででています。

 そういえば、このメーカーの全年齢版のブランドである、TOKYOTOONから「マルコと銀河竜」という作品が先月にでましたね。買ってはいたのですが、忙しくてできていなかったので、これからやりたいなと思ってます。

おわりに

 今回の記事では自分の好きなエロゲについて、自分の思うその良さを書いていきました。物語を描く媒体としては、漫画や小説、アニメなど様々なものがありますが、このビジュアルノベルもそれらと同様に、非常に魅力的なものです。エロゲでしかできない物語に触れる体験もありますし、今回の記事を読んでエロゲをプレイしてくれる人がいたら嬉しく思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。