うぉぉりーのおかんがえ

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【感想記事】「映画 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を見てきた(ネタバレあり)

みなさんこんにちは、うぉぉりーです。

 つい先日の6月15日土曜日に公開された映画である、「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢をみない」を公開初日に友人と見にいってきました

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 どうしても特典の小説が欲しくて、初日に見に行ったのですが大正解でしたね。小説ももらえましたし、その内容も最高でした。

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 左が特典の小説で、右が映画館でやっていた青ブタの一番くじのC賞です。映画館で売ってる映画に関係した感じの青ブタのグッズが欲しかったのですが、残念ながら売り切れになっていました。そのかわりと言ってはなんですが、一番くじを引いてこのかえでのクロスを当てました。ほんとは麻衣先輩のがほしかったんですけどね....

 

感想 

 さて、本題の感想の方を書いていきたいと思います。最初に一言申し上げておきたいのですが、僕は原作を読んでいて内容を知っていた状態で見に行ったので、その視点での感想となっています。

 さて、先に結論からいいますと、最高の内容でした。1時間40分という時間のなかで、かなり話をうまくまとめていたと思います。TVで放送されていたアニメのほうでは、駆け足感があって不満も少しあったのですが、映画ではそれを感じませんでしたね、時間の制約がある中で充実した内容でした。 

 映画でみて、改めて思ったのが、すごくいい話だなあというのと、すごいなあってことですね。難病を患ったヒロインが生き延びる物語というのはそう多くないと思いますし、下手に生かしてしまうとご都合主義感がでてしまったり、終わり方締まりがなく、微妙な感じがでてしまったりで、書くのはすごく難しいのだろうなと思ったりしています。しかし、青ブタでは、そんなハッピーエンドをご都合主義感もなく、不満点もなく、素晴らしい物語として描いています。思春期症候群といった不可思議な現象が、この物語を成立させていますし、改めてすごいギミックだなあ思いましたね。また、この思春期症候群が量子力学などを例に説明できるの面白い点だと思います。

 この物語の描き方がすごいなあと思ったのですが、それに合わさってすごくいいテーマがこの作品を名作としていると思います。

 それは「優しさ」です。人が人を想う心の暖かさをテーマに綺麗で心に響く物語となっていました。人と人の優しさの繋がりが、あの最高のエンディングをもたらしていると思うと、温かい気持ちになります。また、何気ない日常の大切さにも気づける物語にもなっていたので、この作品からは色々と大切なことが学べましたね。

 さて、原作を読んでいても素晴らしい内容だなと思えた映画ですが、これを見て面白いなって思った方にはぜひ原作の方も読んでいただきたいですね。映画では描かれていない場面もありますし、文字という媒体で、より主人公等の思いや葛藤などがより細かく描かれているので、より作品に入り込めますし、理解度も増すと思います。

 

終わりに

 ずっと公開を楽しみに待っていた映画だったので、やっとみれてとても嬉しかったですし、内容も満足できるもので最高でよかったです。青ブタの今後の展開が楽しみで、次の巻が待ち遠しいです。

 

今回の記事はこれで終わりです。読んでいただきありがとうございました。